新春スペシャル第2弾!「税関での裏技?」

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    実は去年の暮れ、このブログでも何回か登場した同僚のK君が任期を終えて日本に帰国したのですが、彼の送別会の席で日本のテレビについて語りました。

    ドリ「タカアンドトシって漫才コンビ知ってるかい?」

    K君「もちろん知ってますヨ〜、『♪なんでだろぉ〜』って歌うんでしょう!」

    ドリ「???・・そりゃ〜、テツアンドトモだろぅが〜!」

    「がっかりだよ!」


    てなことで前回、税関での『裏技』なんて大風呂敷を広げたところ結構な反響を頂き驚いています。
    実の所、引っ込みがつかなくて困っています・・トホホ。
    (それにしても、スネに傷厭な経験を持っている方が多いようで)

    兎も角、自分で広げたものは自分で畳むのがマナーってもんですし、駐在員に二言があってはいけませんので、ここは皆さんの非難を承知で今までの経験をもとにドリアン流の裏技をご披露したいと思います。

    初級編: 日本人臭さを抜くべし
    「手についた糠味噌の匂いを消す」とか「バタ臭い欧米人の格好をする」という意味ではありません。
    胴長単足で甲高段広、おまけに黒髪(茶髪)と黒い瞳を持った我々がパツキン(ブロンド)の鬘を被って、青い瞳のコンタクトをして欧米人の扮装をしても逆に目立つだけです。これでは「欧米か?」と言われるのがオチです。

    「じゃ〜、韓国人臭くする!」と考えた人はもっと間違い。
    キムチの匂いをプンプンさせながら、ヨン様の真似をして「元気ハチュラチュ!」なんてハングル訛りでしゃべっても全く意味がありません。
    我々が外見だけで欧米人を区別出来ないようにドイツ人は「日本人も韓国人も中国人もついでにベトナム人もタイ人も十把一からげ、アジア人は皆兄弟!」と考えていますから・・

    つまり日本から来たことを敵(係官)に悟らせないことが大切です。
    バブルが崩壊して久しいのですが、未だにドイツの税関では
    日本人>金持ち>税金を毟り取れる
    という三段論法が罷り通っています。
    ですからJAL SHOPとかJAPAN DUTY FREEなどと書かれたプラスチックバッグをそのままぶら提げて税関を通るのはもっての他。これでは『日本からやって来ましたヨ』と顔に書かずとも袋に書いて敵に教えているようなものです。成田や機内で免税品を買ったときは、違う袋かバッグに移し換えましょう

    中級編: レシートを持参すること
    運悪く税関で引っかかった時の裏技です。何せ『500g以上のコーヒー』と『175ユーロ(約26,000円)相当以上の物品』を持ち込めないセコい国ですから、係官も一度捕まえた金蔓は絶対離さない意気込みで我々に立ち向かってきます。

    特に買って間もないノートパソコンは要注意です。
    私の同僚で、中古(半年程使用したもの)のノートパソコンなのに税関で「これは新品だ!」と(どこかの国の怖いお兄さん方のように)難クセをつけられて、泣く泣く税金を払った人間がいます。

    (新品に近い)パソコンや電気製品等を持ち込む時は必ず保証書と購入時のレシートを携行しましょう。新品で免税点を超える場合にも余計な税金を払わずに済みます。

    上級編:金魚のウンP作戦を実行すべし
    再び訳の分からないキャプションをつけてしまいましたが、貴方が金魚の餌になって金魚の胃と腸を通り抜けて肛門から顔を出せという意味ではありません。念のため・・

    今までの経験から、日本人以外の要因では『ビジネスマン風の男性』と『一人旅風の女性』が税関で引っかかる可能性が高いようです。
    と言うのも税関の係官も人の子、ドイツ人の子、言葉が通じそうな相手を選ぼうとするからです。(彼らは、ビジネスマンや一人旅の女性はドイツ語が通じるものだと、信じて疑いません)

    と言うことは相手のウラをかけば良い訳で、ここで有効なのが名付けて
    金魚のウンP作戦』です。

    つまり団体さん(特にツアー客)のお尻について「私もお仲間ですヨ〜」みたいな涼しい顔をして税関をやり過ごせば、『ビジネスマン』とも『一人旅』とも思われずに済むという寸法です。
    もし団体さんが見つからない時は、なるべく大きな荷物を持った人(これも引っかかる可能性が高い)の後について歩くのも手です。係官が大きな荷物を持った人に注意を惹かれ、貴方の荷物をチェックする可能性はかなり低くなるでしょう。

    と「新春スペシャル第2弾」ということで、日曜日を丸々一日潰して独断と偏見に満ちた訳の分からない裏技を書いてきましたが、少しは皆さんのご参考になりましたでしょうか?
    (残念ながら今回はお約束?のドタバタがなくてガッカリされている方も多いと思いますが・・)
    税関で染みのついたシルクの下着なんかを晒したり、大事なお宝を没収されたりする人が、少しでも減ることを祈っています。

    最後に一言。
    「作戦に失敗しても当局は一切関知しないからそのつもりで・・」

    応援ありがとうございます!
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    コメント
    ドリアンさん、もしかしていつもフランクフルトで税関通ってますか? うちらの最寄空港では、誰もチェックしていないようにお見受けするんですよねぇ〜。そこでもひっかかりました?

    私はどーせ、“アジアのビンぼー花嫁”と思われているせいか、“荷物多すぎ=チェック面倒”と思われているのか“寝てる子抱いてる、可哀想・・・”と思われているのか、引っかかった事がごじゃりませんの。

    一人旅時代も、小汚すぎて日本人には思われていなかった節がありまする。

    今日もエントリー数を確実に増やしたふろっしゅより。
    • ふろっしゅ
    • 2007/01/15 2:59 AM
    なるほど、な裏技ですね。
    次回参考にさせていただきやす。
    私もほとんど「一人旅の女性」なので。。。でも引っかかったことがないのは、出るときに「お迎え来てるかしら」的な風に出口で人を探してる雰囲気をだしてるからでしょうか。
    迎えが来てる人にはチェックも入りにくいようです。家の父の時も、とっさに(出口まぎわで見えてたので)外から手を振ってたら見逃してくれたみたい。。。
    シルクの下着は入ってなかったですけど、かなり危なかった。
    内容の濃いお話・・というか、ドリアンさんの例え話の方にばかり目がいってふきだしてしまいます(笑!
    なにしろドイツの税関はちとうるさいということは理解しました。あと下着は綿の方が良いということですね!
    • gonta
    • 2007/01/16 4:20 PM
    日本からの便は、いつもフランクフルト(直行便)を利用しています。
    >うちらの最寄空港
    ヨーロッパ内からの便ではチェックはありませんが、それ以外のトルコからとかの便だとチェックされる乗客を見かけますヨ。
    • ドリアン>ふろっしゅさん
    • 2007/01/17 11:47 PM
    自分で書いて何ですが、あまり参考になるかどうか・・(笑)
    結局の所、彼等もプロですから、堂々と通過する人間はスルーして「見つかったらどうしよう・・」などとドキドキしている人間を探し出して、チェックするようですね。
    • ドリアン>busukeさん
    • 2007/01/17 11:56 PM
    訳の分からない文章に最後までお付き合い頂き、感謝です!(笑)
    下着ですか・・「超レア物コレクション大公開!」なんて面白いかもしれませんね〜(爆)
    • ドリアン>gontaさん
    • 2007/01/18 12:01 AM
    私、今回のドリアンさんの記事、はっきり申し上げてピンと来ないんです。
    だって、ドイツに来てから、世界を股にかけるビジネスマン、ドリアンさんの足元にも及びませんが、平凡な一主婦としては結構な回数日本とドイツを往復しましたけど、成田でもミュンヘンでも一度も税関に引っかかったことがないんですよ。
    昔ワープロ(←ウー懐かしい、今じゃ粗大ゴミ)や、ビデオカメラ(もちろん新品)なんかを持ち込んだときもぜーんぜんへーきでした。
    一度なんかマルチタイプのビデオと、同じくマルチタイプのテレビを持ち込んで、こりゃぁ絶対に引っかかると覚悟していたのに(だって、テレビはさすがにトランクに入らなかったので、秋葉原で買ったままそのものズバリをウントコウントコ持ってきたんですもの。)コントロールのところに誰もいなくて、「え、いいの?」と思いながらもさっさと通過しちゃいました。
    だから、今までドイツって国は税関が甘いんだとばかり思っていました。
    それともすっごいビンボー人に見えてたのかしら?
    • phary
    • 2007/01/18 9:05 PM
    鋭いご指摘ありがとうございます。(汗)
    まあ、転ばぬ先の杖として参考にして頂ければ幸いです。

    皆さん(多分)威風堂々としているので、税関の方も「この日本人は手強そうだから、止めておこう・・」なんてビビッているのかもしれませんね。(笑)
    ただ、フランクフルトは他のヨーロッパの空港よりも税関のチェックは厳しいようです。
    • ドリアン>pharyさん
    • 2007/01/18 9:23 PM
    お久しぶりで〜す。
    今年も宜しくお願い致します。(国内ですが、時差があります)

    ドリアンさんの対処方法は、完璧だと思います。
    私も日本への里帰りは年一回するかしないかなのに、あのにくっき奴らによく止められます(悲)
    フランクフルトではないのに...

    まぁ、スーツケース&ダンボールなんて日本人いないですからね(笑)

    でもかばんを開けると...日本食材&日用品ばかりの私。
    『残念でした!私から税金取れないんだよ』なんて内心思っていると、『ドイツ料理もなかなかいけるよ』なんて抜かす税関もいました。

    ちょうど3月に日本から帰ってくる予定なので、ドリアンさん対処方法を実践しますね。
    乞うご期待!
    • koenigin
    • 2007/01/21 1:12 AM
    ご無沙汰しております。
    今年も宜しくお願いします。

    ところで、今日本におられる!?
    それも3月まで・・
    ひょっとして、バートさんは??

    私の場合、ドイツで税関に引っかかった経験はありませせんが、マレーシアであります。ほんと、イヤなものですよね。
    koeniginさんも3月にご帰国の節は、無事税関を通過することを祈っています。
    • ドリアン>koeniginさん
    • 2007/01/22 5:33 AM
    今更ながらドリアンさんの素晴らしい記事を眼にして、目頭を熱くしております。
    私もフランクフルトじゃないですが、2回やつらに連行されました。
    初めての時は、まんまと洗濯物袋を開けられてしまいましたorz
    ほんと、真っ先に調べるのって金目のものばっかりですよね(-∀ー#)
    PCの取調べのしつこいことしつこいこと…。
    ドリアンさんの仮説に一票です。やつらは旅行者から金を巻き上げることを目標の第一に掲げていると思います。
    S空港ではあんまり団体さんが来てくれないので、今度一人里帰りの時は、そのへんのドイツ人とさも友達かのように出て行こうと思います。(`・ω・´)シャキーン
    >・・目頭を熱くしております
    お世辞でも嬉しい限りです。
    ラメさんこそが「憎きドイツ税関の犠牲者」だった訳ですね!(笑)

    実の所、今回の記事は皆さんの反応が鈍かったので「外してしまった・・」と落ち込んでいましたが、心強いコメントに私もジーンと来てしまいました。(爆)

    次回は彼らの餌食にならないよう、陰ながら祈っております。
    • ドリアン>ラメさん
    • 2007/01/30 2:42 AM
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